仁川空港第1ターミナルで深夜から早朝に使えるラウンジはある？空港泊する方法を解説

韓国の首都、ソウルにある仁川空港で早朝便を利用する際に、深夜に空港について早朝まで空港泊したいと考えている方も多いのではないでしょうか？

今回は、世界のラウンジが使えるプライオリティパスホルダー向けに、韓国の仁川空港で深夜から早朝に使えるラウンジがあるか解説します。

仁川空港には2つのターミナルがありますが、今回は第1ターミナルに絞って紹介します。

仁川空港第1ターミナルのラウンジの営業時間を調査

まずは、仁川空港第1ターミナルにあるプライオリティパス対応のラウンジの営業時間を見ていきましょう。

なお、今回紹介するのは出国手続き後のエリア「制限エリア」です。チェックインができない状態では利用できない点に注意してください。

場所	ラウンジ	営業時間	シャワー	仮眠ベッド	最長利用時間	利用航空会社
【本館】 42ゲート	スカイハブ	24時間	–	−	5時間	どこでも可
【本館】 11ゲー卜	スカイハブ ※臨時休業	午前7時～午後10時	–	−	5時間	どこでも可
【本館】 西側	アシアナ	午前6時～午前0時30分	◯	◯	−	アシアナor スタアラ系
【本館】 中央	アシアナ	午前6時～午後10時	◯	◯	−	アシアナor スタアラ系
【本館】 東側	アシアナ	午前7時～午後8時	◯	−	−	アシアナor スタアラ系
【本館】 11ゲート	Matina	午前7時～午後10時	◯	−	3時間	どこでも可
【本館】 43ゲート	Matina	午前7時～午後10時	−	−	3時間	どこでも可
【別館】 コンコース	スカイハブ	午前7時～午後10時	−	−	5時間	どこでも可

24時間営業しているのは、42ゲート付近のスカイハブのみ。最長利用時間も5時間と長く、ゆっくり休めます。

ただし、シャワー設備はありません。シャワーを利用したい場合は他のラウンジを利用するか有料シャワーを利用する必要があります。

アシアナもしくはスターアライアンス系（スタアラ系）のエアライン利用であれば、アシアナのシャワー設備を利用しましょう。

11ゲート付近にあるMatinaにもシャワー設備がありますが、Matinaは営業時間が短めです。ゲートによってはかなり歩くことになるため、体力や時間のバランスを見て移動するかどうか判断してください。

Sky Hub Lounge（42ゲート付近）：24時間営業

▼設備

• バリアフリーアクセス
• テレビ
• インターネット
• 禁煙
• 軽食・お飲み物
• 冷暖房
• アルコール飲料
• 新聞/雑誌
• フライト情報
• 電話番号
• デジタルカード利用可
• Fax※国内回線のみ
• Wi-Fi

仁川国際空港の出国後のエリア42ゲート付近にあるスカイハブラウンジは、毎日24時間営業しています。ただし、9時半から10時までの間は利用できない点に注意が必要です。

この時間帯にラウンジを利用したい場合は、近くにある他のラウンジに移動しましょう。なお、シャワーや仮眠スペースなどはありません。

Sky Hub Lounge（11ゲート付近）：午前7時～午後10時 ※一時休業

2024年10月取材時、こちらのラウンジはリノベーション中で利用できませんでした。

アシアナラウンジやMatinaラウンジが開いている時間であれば、そちらを利用しましょう。

他のラウンジが営業していない時間帯はかなり離れますが、上で紹介している42番ゲートの方のスカイハブラウンジを使う必要があります。

とにかく寝たい・身体を休めたいという場合は、遠い42番ゲートのスカイハブラウンジに向かうよりも近くのナップゾーンやリラックスゾーンで過ごすことも検討してみてください。

（空きがあるかどうかはタイミングによりますが…）

Asiana Business Lounge West：午前6時～午前0時30分

▼設備

• バリアフリーアクセス
• テレビ
• 禁煙
• 軽食・お飲み物
• 冷暖房
• シャワー
• アルコール飲料
• フライト情報
• デジタルカード利用可
• Wi-Fi

Asiana Business Lounge Central：午前6時～午後10時

▼設備

• バリアフリーアクセス
• テレビ
• 禁煙
• 軽食・お飲み物
• 冷暖房
• シャワー
• アルコール飲料
• フライト情報
• デジタルカード利用可
• Wi-Fi

Asiana Business Lounge East：午前7時～午後8時

▼設備

• バリアフリーアクセス
• テレビ
• インターネット
• 禁煙
• 軽食・お飲み物
• 冷暖房
• シャワー
• アルコール飲料
• 新聞/雑誌
• フライト情報
• 電話番号
• 会議
• デジタルカード利用可
• ファックス
• Wi-Fi

Matina（11ゲート付近）：午前7時～午後10時

▼設備

• バリアフリーアクセス
• インターネット
• 軽食・お飲み物
• 冷暖房
• シャワー
• アルコール飲料
• デジタルカード利用可
• Wi-Fi

Matina（43ゲート付近）：午前7時～午後10時

▼設備

• バリアフリーアクセス
• インターネット
• 禁煙
• 軽食・お飲み物
• 冷暖房
• アルコール飲料
• デジタルカード利用可
• Wi-Fi

Sky Hub Lounge（コンコース）：午前7時～午後10時

▼設備

• バリアフリーアクセス
• インターネット
• 禁煙
• 軽食・お飲み物
• 冷暖房
• アルコール飲料
• 新聞/雑誌
• フライト情報
• デジタルカード利用可
• Wi-Fi

仮眠するなら無料のNAP Zone（ナップゾーン）がおすすめ！

仁川空港には、24時間利用できるNAP Zone（ナップゾーン）という睡眠用ベッドがあるエリアがあります。

こちらは制限エリアにあるため、チェックイン・出国手続きを済ませてから利用できる場所です。場所は第1ターミナルの4階、西側と東側にそれぞれあります。

なお、仮眠ベッドは予約できませんので、ベッドが埋まっている場合は他の場所を探す必要があります。

NAP Zone（ナップゾーン）が空いていない場合は、仁川第1ターミナルの西側と東側にあるリラックスゾーンに行ってみてください。

仮眠用のベッドはありませんが、深く座れる椅子がたくさんあるので、NAP Zone（ナップゾーン）よりは空いている可能性が高いです。

仁川国際空港のシャワーはどこにある？

仁川国際空港には、有料のシャワーブースがあります。利用時間は5:00 ~ 23:00までで、場所はトランジットラウンジやナップゾーンの付近です

有料シャワー室は30分で$13（トランジット客は$6)、アメニティ提供もあるようです。

ラウンジなら無料でシャワーが使える

仁川国際空港の第1ターミナルにあるラウンジでは、アシアナ航空とMatinaにシャワー設備があるようです。

私はこの前アシアナ航空のシャワーを利用したので、ここではアシアナ航空のシャワー設備について説明しますね！

アシアナ航空かスターアライアンス加盟航空会社を利用する場合は、プライオリティパスでアシアナラウンジに入室すれば、無料でシャワーを浴びることができます。

シャワーを希望する場合は入室時に受付でシャワー利用をリクエストしてください。私が利用した時には待ち時間なく、搭乗券と引き換えに入室カードが渡されました。

シャワー室は広々していて掃除もシッカリされていた印象です。シャンプー・リンス・ボディーソープは備え付けのものがあるので、自分で準備しておく必要はありません。

もちろんドライヤーもあり、コームやシェーバーなどのアメニティもありました。

なお、仁川空港で空港泊する方法をまとめた記事もありますので、あわせて確認してみてください。